第61 回材質制御研究会 「高比強度合金の開発動向」
材料製造プロセス中、ダイカストは高生産性で生産コストが低い,寸法精度が良い等の利点を備
えた鋳造プロセスである。しかしながら,ダイカストに用いられる合金には湯流れ性が良い,鋳
造割れが少ない,凝固収縮が小さい,金型への焼付き・溶着・溶損が少ない等のプロセスにおい
て要求される性質だけでなく,強度,伸び,耐食性等の製品に要求される性質を満たす必要があ
るため,その合金設計は非常に複雑なものとなっている。また,高生産性プロセス中、金型寿命
は生産コストに大きな影響を与えるため高寿命金型材料の開発が望まれている。本研究会では,
高比強度合金の開発動向に関する最新の動向について情報を提供します。
主催 日本金属学会・日本鉄鋼協会中国四国支部
(企画世話人 広島大学 松木一弘,杉尾健次郎,崔龍範,許哲峰)
共催 軽金属学会中国四国支部, 広島大学革新的ものづくり研究拠点,日本機械学会中国四国支部
日時 平成29 年6 月16 日(金) 13:00 ~ 16:00
場所 広島大学 工学部 114 講義室(〒739-8528 東広島市鏡山1-4-1)
プログラム
13:00~13:05
開会の挨拶 広島大学 大学院工学研究院 松木 一弘
座長:杉尾 健次郎(広島大学)
0) 13:05~13:30
「Al-Si 系合金の結晶粒微細化と時効析出挙動」
岡山理科大学 中川 恵友
座長:崔 龍範(広島大学)
1)13:30~14:00
高機能難加工材の製造・先端加工システム開発による革新的ものづくり研究拠点の紹介
広島大学 松木 一弘
座長:佐々木 元(広島大学)
2)14:00~14:45
「アルミニウムおよびマグネシウム材料および鋳造工法の最新動向と車両軽量化への役割」
富山大学 才川 清二
座長:松木 一弘(広島大学)
3)14:45~15:25
「汎用熱処理型易加工性展伸用マグネシウム合金の創製 -塑性加工プロセス・熱処理、
ナノ・ミクロ組織、特性関係の視点から-」
長岡技術科学大学 鎌土 重晴
座長:松木 一弘(広島大学)
4)15:25~16:00
総合討論 閉会挨拶
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